職業被曝検診について

世界的に、医療従事者の放射線被曝に対する関心が高まっています。特に職業被曝による白内障が注目されており、本邦でも令和3年4月の法改正によって水晶体の等価線量限度が引き下げられました。また、整形外科医の手指の皮膚障害にも、従来以上に強い関心が寄せられています。

現在、「医療従事者の白内障と皮膚障害に関する研究プロジェクト（量研機構・金沢医科大学・東北大学ほか）」が進行しています。その一環として、第40回日本脊髄外科学会において、特別企画「職業被曝検診」を実施いたします。検診内容は、水晶体混濁検査・眼屈折検査・視力検査・眼圧検査・眼底検査・手指皮膚検査で、被曝に関連する問診を含めて所用時間は30分程度を予定しております。期間中は、医師・看護師・診療放射線技師・出展企業関係者など、職種や被曝歴を問わず、すべての学会関係者を対象に無料で検診を実施しますので、ご自身の眼と手の健康管理のためにも是非ご利用ください。

※眼科検診結果にご不明な点がございましたら、6月13日（金）に眼科専門医による個別相談会を実施いたしますので、お気軽に検診会場お立ち寄りください。

開催時間

参加方法

こちらの検診に参加するためには、第40回日本脊髄外科学会の参加登録が必須です。
ネームカードを着用のうえ、直接検診会場までお越しください。
なお、当日は混雑状況を検診会場の受付に表示します。

詳細は事前参加登録ページをご確認ください。

検診会場

にぎわい交流館AU　2F　アート工房1&2（ポスター会場の隣です）